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IzumoBASE AT CISCO LIVE 2017 LAS VEGAS

IzumoBASE AT CISCO LIVE 2017 LAS VEGAS

IzumoBASEは、2017 6/25-29にラスベガスで開催されたCisco Liveに唯一の国内SDSベンダーとして出展してきました!

砂漠地帯に位置するラスベガスはとにかく暑い。今夏は例年以上に気温が高く、会期中の日中気温は連日40℃超、湿度は限りなく低く、そこにいるだけで目や喉の水分が蒸発していく感じでした。

今回の記事では、そんな暑いラスベガスで行われた熱いCisco Liveの様子をレポートします。

Cisco Liveとは

Cisco Liveとは、シスコシステムズが世界各国で開催するカンファレンスです。中でも、今年ラスベガスで開催されたものは、数あるCisco Liveの中でも最大級の規模を誇るビックイベントです。展示のみならず、DevNetのようなコーディングやパネルディスカッションを行う学習セッションや、基調講演のように将来のIT業界の動向を発見する機会が用意されています。約3万人が現地入りし、15万人以上のオンライン視聴者が参加します。

毎回様々なサプライズがあり、今回は基調講演にApple社CEO Tim Cook氏が登場し、シスコ社CEO Chuck Robbins氏とともに両社の提携拡大について発表するなどしました。

今回の出展について

今回弊社はCisco Solutions Partnerとして、Cisco CompatibleであるIzumoFS – UCSサーバソリューションを展示しUCS Directorの連携機能のデモンストレーションを行いました。UCS Directorとの連携機能により、IzumoFSはUCS Managerと合わせ、サーバ、ネットワーク、ストレージの統合管理を容易に構成可能となります。

ブースでは、北米のみならず、世界各国からの参加者へIzumoFSのソリューションを紹介させていただきました。加えて、Cisco社とはUCS サーバのロードマップを踏まえた今後の北米展開含めたミーティングを行い、同社のストレージ戦略のキーマンであるJ Metz氏にも弊社ブースを訪問いただき、IzumoFS – UCSサーバソリューションや今後の両社のパートナーシップについて熱いディスカッションを行いました。

J Metz氏にはTwitterでもご紹介いただいています。

Cisco Liveを通じた弊社としての今後の展望について記載する前に、次項では、今後Cisco Liveへの参加をお考えの方向けに、大まかなイベントの雰囲気やTipsをまとめます。

イベントの雰囲気

規模

約3万人が現地入りし、15万人以上のオンライン視聴者が参加します。今年はラスベガスのマンダレイベイホテルにて開催されました。ホテルは非常に大きく、巨大プールや水族館なども備えています。Cisco Live会場だけでも、会期中に回り切れないくらいの広さがあります。

参加者

展示以外にもDevNetや基調講演等々様々な催しが連日開催されています。そのため、カンファレンス参加者はCisco社の技術に興味を持っているという共通点はありつつも、その参加目的やバックグラウンドは多様性に富んでいます。

弊社ブースにも、アメリカ国内でストレージソリューションを探すIT管理者やディストリビュータだけでなく、世界各国から最新技術の動向を目にしようという方々が多数訪れていました。

出展社

Cisco社の主催するイベントということで、出展社はなんらかの形でCisco社とのパートナーシップに取り組んでいるケースが多いです。

弊社を含むストレージベンダーも、Cisco社とのパートナーシップおよび組合せソリューションという切り口で、DELL EMC、NetApp、Pure Storage、Scality、Cohesity、MapR等々多数の出展がありました。ストレージベンダーは、一般的にはソリューションとして提案するケースが多いことから、最大手ベンダーを除けば単独で展示会に出展するケースはそう多くないジャンルといえますので、これだけ多数のストレージベンダーが単独出展するのもCisco Liveならではといえるかもしれません。

その他

日本の展示会とは異なり、出展社も参加者も、ほとんどが名刺を持っていません。情報を交換は参加者情報の記録された入場パスを用います。展示社には入場パスの情報を読み取るためのAndroid端末が配布され、ブースを訪れた参加者のパスに端末をかざすだけで容易にリードを収集できるという仕組みです。入場時に登録する情報はそれなりに多くなってしまいますが、スピーディーに広い会場を回ることを考えると、展示社、参加者双方にとって合理的な手法といえるのではないでしょうか。

インターネット環境も充実しており、ホテルのWi-Fiに加え、Cisco Live用の高速かつ安定した無線アクセスが提供されていました。Cisco社の提供するイベントアプリと合わせることで、広い会場でも気になるセッションやブースの時間帯、場所を見逃すことはありません。

ノベルティも各社大盤振る舞いで、大抵のブースでは、前述の入場パスをスタッフにスキャンさせるだけで即座にグッズを手渡してくれます。会場をぐるりと一周(非常に広いのでかなり骨が折れますが)するだけで、Tシャツやぬいぐるみ、ハンドスピナー、ボールペン、ステッカー、お菓子等々大量のグッズが入手できます。とくに流行りのハンドスピナーは人気で、配布しているブースには人だかりが絶えない状態でした(ちなみに弊社はIzumoFSステッカーに加え、抹茶味のチョコレートを配布しました。とくにチョコレートは口コミで広がりリピーターが出るほどの人気を博しました)

また、弊社も出展した、展示会としてのメインであるWorld of Solutionsは、10:00 – 19:00の開場となっています。ここでは毎朝ドリンクと軽食、17:00以降にはビールとワインが振舞われ、夕方になると主催のCisco社をはじめ、展示社も参加者も皆アルコール片手にブースを巡ります。非常にフランクな交流ができ、まさしくテクノロジーの祭典といった雰囲気でした。

さいごに

ストレージは一般的に国境の無い製品であるいえます。今回Cisco Liveに出展しCisco社を初めとするビジネスパートナーやユーザ、ディストリビュータとのリレーションを強化することができました。

ブースに訪問いただく方々にソリューションを紹介する中でも、IzumoFSの特徴である

  • ファイルベースのSDS
  • Pure P2Pアーキテクチャ
  • 秘密分散
  • 広域クラスタ

といった要素は、国を問わず確かなニーズが存在することをあらためて確認できました。これらの技術的特徴は、他のSDSに比較してもユニークかつ他社の技術的キャッチアップが困難であり、群雄割拠のアメリカSDS市場においても、一定のポジションを確立していける手ごたえを得られました。

ビジネス面でも、ユーザあたりの導入規模が大きい北米市場に合わせた課金体系や、パートナー戦略含め貴重なインサイトを得ることができました。

弊社は今後も国を問わずIzumoFSの展開を進めていきます。今後もニーズが増え続けるストレージに興味をお持ちの方、ぜひIzumoBASEの一員として世界的へ挑戦しませんか?

Careers at IzumoBASE: https://izumobase.com/recruit/